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M1:静かな静かな朝だった |
笹野みちる プロフィール
1967年京都府生まれ。
同志社大学経済学部卒業。
在学中の1980年代後半に空前のバンドブームが到来し、’88年にビクターより「東京少年」のボーカルとしてメジャーデビュー。
3年弱の活動期間を経て’91年に燃え尽きるようにバンド解散。解散後は学生生活に専念する。
束の間、取り戻した学生生活の中で自問自答を繰り返し、’93年ビクタースピードスターレーベルよりソロデビュー。
’95年幻冬舎より『Coming OUT!』を出版。日本のメジャーシーンで初めてLGBT当事者としてカムアウトしたことで話題を呼び、ベストセラーとなる。
しかし、再び急激なバーンアウトに襲われ、深刻なうつ状態となりメジャー活動を停止。
’98年より地元京都でダメな日常を面白いMCで笑い飛ばしながら歌う「京都町内会バンド」を結成する。
ミレニアム以降、本拠地を東京に移し、障害者の日中活動を支援する福祉施設に勤務しながら、今年で21年目になる「京都町内会バンド」の他に、ユニット「ミチルンサトコ」やソロでのエレキ弾き語りなど、気ままにインディーズ活動を行う。
齢50を経てからは、請われるままに出向いて弾き語るのが楽しみ。
保育士、介護福祉士、相談支援専門員。
他著書に『泥沼ウォーカー』('98年/PARCO出版)。
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